お礼とご報告

2015年3月14日、レディーホンカーズ初めてのライブがハルコマ(駒込)で行われました。

その日が、レディーホンカーズ結成日となり、私は大変幸運なことに、その日からずっと【レディーホンカーズみのりん】として、今日まで生きてきました。

 

 

2013年に盛岡の大学を卒業し、新卒で就職した化粧品会社を早々に辞め、アルトサックス1本と謎に燃えたぎる野心だけを持って、東京行きの夜行バスに乗り込んだことは、まだまだ記憶に新しいです。

 

どこに住んだらいいのかもわからず、とりあえず向井師匠の家の近くに住もうと安易に住居を決めたのも懐かしいです。

 

相談してくれたら良かったのに、と言ってくれた師匠の言葉を今でも覚えています。

 

 

 

ずっと一緒に音楽がやりたいと夢見てきました。

向井師匠をはじめ、周りにいるエネルギッシュな人たちと一緒に。

とてもとても有意義な日々でした。

 

 

最初はお仕事なんて全然なくて、月1回のワンマンライブを一生懸命やりました。

家族や友達が聴きに来てくれました。

家族や友達はいつも応援してくれました。

 

 

3月には岩手県大船渡市、陸前高田市、宮城県仙台市、石巻市を訪れました。

何もできない自分を悔やみ、無力感や虚無感を味わい、生きるエネルギーをたくさん頂いて東京に戻ってきました。

ひょんなことがきっかけで出会ったNPO団体「Arts For Hope」さんのおかげでいただいたご縁です。

運命的な出会いだったと確信を持っています。

 

 

日々、師匠をはじめとした周りの方々のサポートのおかげで、少しずつ、営業のお仕事もやらせていただけるようになりました。

 

ショッピングモールや保育園で出会う子どもたちのキラッキラな笑顔には、いつも癒やされ、エネルギーをもらっていました。

 

老人ホームでは、人生の先輩方の前でこんな若輩者が奏でる音楽なんてあるのだろうか、奏でてよいのだろうかと考え悩みながら、それでもそれなりに、何かお届けできるよう心を込めて演奏しました。

 

障がい者施設で演奏させていただいたときは、涙するメンバーに憤りをぶつけたこともありました。

よくわからない感情でいっぱいでした。

 

結婚式でもたくさん演奏させていただきました。

恩人の結婚式、仲間の結婚式、関係者の結婚式、家族の結婚式、大学の同級生の結婚式、大学の先輩後輩の結婚式、、

大好きな人におめでとうを伝えるとき、いつも一緒にいてくれたのはレディホのみんなでした。

 

 

 

 

 

この度、一身上の都合により、レディーホンカーズを離れることとなりました。

たくさんたくさん考えました。

たくさんたくさん悩みました。

ですが、一歩前へ進むために、決断したことです。

 

 

レディホのメンバーとして活動させていただくことで、私一人では何もできないということを、何度も何度も教わりました。

 

東京に出てきて、すべてのことは、レディホで学んだと言っても過言ではありません。

 

 

プロデューサーである向井師匠、マネージャーであるりんりんさん、エミリーさん、ちほっぴ、もえさん、はるはる、みなみちゃん、ともちゃんだけじゃないです。

いつも目に見える形で応援してくださっていた家族、友人、関係者の皆様、ファンの皆様。

目に見えない形でも陰ながら応援してくださっていた皆々様。

私を知るすべての方々にお礼を申し上げたく、この場をお借りして、お伝えさせて頂いております。

 

 

本当は、みなさんおひとりおひとりに直接お会いして感謝をお伝えしたいのですが、このような形での不躾な事後報告となってしまったこと、本当に、心よりお詫び申し上げます。

レディーホンカーズは離れてしまいますが、次のステップとして、自分のやるべきことは何なのか、生まれてきた意味は何なのか、果たさなければいけない使命は何なのかを真っ直ぐに考え、

一生懸命がむしゃらに、純粋にエネルギッシュに生きていこうと思っております。

 

まだまだ半人前、いや、1/5人前にも満たない私ですが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

2018年9月7日

西谷美礼

 

 

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